記念のピアス~その①
50歳で初ピアス
仕事を辞めた4日後…ピアスを開けた👂
独身の私は、時間もお金も自由。
年齢問わず、元職場の同僚数人と、定期的に「ご飯を食べに行く🍴」という名の
“グチ会”をしていた。
保育士の他に、看護師・調理師もいた環境の中、仲良しの調理師Мちゃんとご飯に行くのが好きだった。25歳程年下だが、違和感も無く心地良かった(多分Мちゃんは気を使っていたと思う😝)
「そろそろどう🍴?」
調理室の小窓をのぞき、声をかけるのが定番だった。
いつもすぐに「行きたいです!」と、笑顔で応えてくれた。
「勤務表見てみるな👌」
私が夜勤のあるローテーションの為、日程調整をし、その数日後には🍴をしていた。
いつも、私のグチを含めた話をよく聞いてくれた。中には、Мちゃんにとっては反応に困る様な事もあったはずだが、肯定も否定もせずに、そして、私の思いも汲んでくれる様な言葉でまとめてくれた。
2年程前から、「ピアス開けたいなぁ👧」とМちゃんに話していた。Мちゃんは、高校生の頃から順調にピアスを開け始め、両耳👂に数か所、そして「軟骨に開けたいんですよねぇ」と、私のレベルからは数段上にいる大先輩だった(笑)
元々、若い頃からあまり興味が無かった事に加え、「子ども相手の仕事だから付ける時間も少なかろう…」と決めつけ、ピアスへの関心はあまり向く事はなかった。
だが、何となく興味が出だしたのは…今思えば、何かの変化を望んでいたのかもしれない。多分みんな、ピアスを開ける際に理由を付けたりせず、気軽に開けたりするのだろう…。
20代の頃、以前の職場の同僚が「親からもらった大事な体だから、ピアスの穴開けたりしないんだぁ」と言った言葉を聞き、何の考えも無かった私は、「そっか。そうだよね!」と。その同僚の受け売りで、そのままの言葉を姉に話した。それが親の👂にも伝わっていた。その話をする為にわざわざ電話をした様では無かったが「父さん喜んでいたよ」と姉から聞いた私は、「親が喜んでいるなら…」と、自分の感情とは向き合わないまま、ピアスへの関心は薄れていった。
そんなこんなもありながら…
「そろそろいっかぁ~」という思いもあった。
この2年で何度か開けるタイミングを見ていた…
「仕事辞めるし~」
「50歳の区切りだし~。仕事辞めたら速攻開ける~。」
と、Мちゃんに宣言していた😝
~👂機は熟した(笑)~