のんたろー日記🚶‍♀️

『HSP』ばんざい🙌           田舎暮らしの50歳が             ちょっとつぶやくブログです🐘🐘🐘

隣の部屋のおじーちゃん👴🏻

散切り頭で着物を着た👘

「白髪交じりの散切り頭に、上だけ黒い銀縁眼鏡。そして、白い肌着とステテコが見える着物姿のおじーちゃん」

 

入院中に隣の部屋にいた、おじーちゃん。

でもこれはあくまで…のんたろーの空想の世界のおじーちゃん。

なぜなら、おじーちゃんの声で想像した、架空のおじーちゃんだから。

でも、実際におじーちゃんは存在している。

“少し詰まった様なハスキー声” から想像しただけで、実際のおじーちゃんは…

のんたろーと同じ、病院から借りた “パジャマ” だったに違いない(笑)

 

おじーちゃんの声が聞こえる度になぜか “散切り頭のおじーちゃん” が頭の中に浮かんだ😁

 

戸が解放されていた為、毎回の看護師さんとのやりとりが、聞こえてきた。

👴🏻「すみませんなぁ」

 「ありがとうございます」

 「わがまま言ってすみません」

何度も言うおじーちゃん。

その度に、

👩🏻「良いでな」

 「わがままじゃないでな」

と、優しく答える看護師さん。

何度もナースコールで呼ばれていた様だけど、いつも丁寧だった👌

 

何日か隣人だった為、おじーちゃんが、少しボケている事を知った。

👴🏻「3○○号室に帰らんと」

👩🏻「ここが そーだに!」

👴🏻「んっ?そーですか…」

👩🏻「ここは どこですか?」

👴🏻「○○病院です…」

そんなやりとりや、

早朝におじーちゃんが、奥さんへ電話をした様だが、「的を得ない内容で心配になった…」と、病院へ電話が入った事等…私の耳にも入った。

 

自分の “親” に置き換え、ちょっと切なくなった…

前にも言ったが、決して看護師さんの対応が嫌な感じだった訳では無いし、想像するに、ある程度線を引かないとできない仕事だとも思う。

ただ “哀愁” というか、何とも言えない気持ちになった。

 

まー私が勝手に、おじーちゃんの背景や、どんどん年老いていく自分の親(実際今は元気)を、可哀想に仕立て上げているだけだし、親どころか、自分の行く末さえ分からないから他人事では無い(笑)

 

どーも私は、“勝手に悲しくなる病” という癖がある様だ🤣

 (都会の通勤電車のサラリーマンを見るだけでも切なくなってしまう💦)

 

心が穏やかな今でさえ、時折、暗い気持ちになるのも生きてる証拠(笑)

 

後で看護師さんが、隣のおじーちゃんも、のんたろーと同じ日に手術をした事を教えてくれ、    「じゃぁ おじーちゃんは同士ですねー」と話したりした。

 

先に退院し、ほぼ通常の暮らしができる様になったのんたろー。

 

「散切り頭のおじーちゃん 元気になっとるといーなぁ👴🏻」

 

「散切り頭で着物👘 だったのか、確認したかったなぁ」

 

結局、おじーちゃんには1度も会っていない…