さんぽ~その①
ウオーキング→さんぽへ🚶♀️
15年程前…東京から実家のある故郷に帰ってきた。
都会の暮らしは18歳から17年程で、それなりに都会の生活を楽しんでいた。
何か嫌な事があった訳でも、家の都合や両親に説得された訳では無く、ある光景を見た一瞬で、田舎に帰る事を決めていた。私の得意な直感だ(笑)
実家暮らしが始まったと同時に、家の近所を歩く様になった。
都会の楽しさとは違った解放感で、ひたすら自然の中で歩く事を楽しんでいた。
殆ど自炊をせず、コンビニや外食にお世話になっていた為、母の家庭料理と歩く事で、みるみる体重が落ちていった。夜勤の無い生活になった事も大きかったかもしれない。
そして…ウオーキング=痩せるという図式ができあがった。
太りやすい私は、度々ダイエット目的で短期的にウオーキングをしてきた。今思うと、心が疲れ息苦しさを感じると、歩く事で解放感を得てのいたかもしれない。
が、基本“飽き性”な為、気づくといつも徐々にフェードアウトしていた。
…だから太るのだ(笑)
そしてこの5月…また “歩こう” モードが復活した。
ただ、今までと違い ウオーキングでは無く🙅♀️歩くこと🙆♀️を目的にした。
音楽を聴きながら早歩きでウオーキングしていたのを止め、ただただ歩く様にした。
すると今まで以上に、風を感じ、鳥のさえずりに耳を傾け、雑草の小さな花に目が向く様になった。それまでも、それらへの意識は向いていた方だと思っていたが、その比では無かった。
また 『無』 の時間を感じられる様にもなった…
「しあわせ😊」
心の底から思えた…
ほんの小さい可憐な花🌼や新緑の木々🌳に目を奪われ、カエルの鳴き声🐸を聞くだけで、魂が震え、涙がこみ上げてきた。
疲れていた心身の解放ももちろんあるが、それだけでは無いと思った。
得意の “頭グルグル🌀” も時折顔を出していたが、自然の中に身を置いた自分の存在を、とても愛おしく感じられたからかもしれない。
「素朴で人間らしい暮らしをしたい🏡」
そんな感情が湧いてきた。
仕事を辞めた事で感じる事ができた…そんな環境にできた自分を、褒めずにはいられなかった(笑)
「仕事を辞めて良かったんだ!」
そう思えた。
答え合わせができた様で、また1つ自信につながった😆
~それでいい これでいい🐘~